![](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Tiananmen-ec-c-320x180.jpg)
![](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Gugong008-c-320x180.jpg)
明、清時代の皇帝・皇后が暮らした故宮(紫禁城)も絶対見逃せない観光スポットです。
私は何度も故宮に行ったので、多くの写真を使って、くわしく解説したいと思います。
故宮は天安門の奥(北側)にあります
![ニュースでよく出てくる天安門](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Tiananmen004-c-1200x797.jpg)
故宮は天安門の奥にありますので、故宮の観光に行くときは先に天安門広場を観光してから行けば効率的かと思います。
![天安門広場の毛沢東主席の肖像画の下からの画像](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Tiananmen010-c-600x800.jpg)
故宮に行くには、天安門広場をくぐるようにして奥側へ進みます。
![北京の故宮](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Gugong002-c-1200x800.jpg)
遠くにまた天安門のような門が見えます。
遠くに見える門は午門(故宮の南側の入り口)です。
故宮は東西南北に門が1つづつありますが南側にあるこの午門から入って、北側の神武門から出る流れになっています。
午門
![北京の故宮の午門](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Gugong001-c-1200x675.jpg)
故宮の正面入り口の「午門」です。
子午の方角(南)にあるので午門と名付けられたとのことです。
凹を上下反対にしたような建築になっています。
![北京の故宮の午門](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Gugong003-c-1200x797.jpg)
故宮はこのような門がこの後数多く続きます。
正面主楼の上部の左右に鐘楼・鼓楼があります。
![北京の故宮の午門](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Gugong005-c-1067x800.jpg)
午門から故宮の中に入ります。
昔は中央の門は皇帝専用で左右の門は文武官や王族などの門として使われていたようです。
故宮のガイドマップ
![北京の故宮](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Gugong006-c-1200x800.jpg)
中国の全国重要文物保護単位と書かれています。
故宮は1987年に世界遺産にも登録されています。
![北京の故宮の地図・ガイド](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Gugong007-c-1067x800.jpg)
故宮の入り口にあった故宮の平面図(ガイドマップ)と故宮博物院の説明です。
説明の冒頭の記載の引用です。
故宮は明・清の二つの時代の皇居で旧称は「紫禁城」と呼ばれていました。
1406年から建設が開始され、1420年に建設が完了しています。
専有面積は72万㎡以上、現存する部屋数は8,700余り、四方は10mの塀があり、幅52mの堀があります。
太和殿
太和門
![北京の故宮の太和殿](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Gugong008-c-1200x675.jpg)
午門を通り、故宮の中に入ると太和門があります。
故宮は大きく外朝と内廷に分かれますが、外朝は皇帝が式典などを実施するときに使われる特別かつ重要な場所です。
![北京の故宮の太和殿の獅子像](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Gugong013-1200x800.jpg)
太和門の左右には一対の青銅製の獅子像があります。
太和門に向かって右側が雄で鞠を踏んでいます。
左側が雌で子供を踏んでいます。
太和殿
![北京の故宮の太和殿](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Gugong011-1200x800.jpg)
故宮の中心的存在の「太和殿」です。
中央にある道は皇帝が通る道なので、左右の登り口から登っていきます。
![北京の故宮の太和殿](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Gugong009-c-1200x675.jpg)
太和殿は木造の建築物で、現存する中国最大の木造建築物です。
中には皇帝が座る宝座があります。
![北京の故宮の銅漢](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Gugong015-c-1200x797.jpg)
もともとは金で塗装されていたようですが。
屋根かざり
![北京の故宮の屋根の魔除け](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Gugong035-c-1200x637.jpg)
屋根には龍に加え、仙人と9匹の神獣がかざられています。
![北京の故宮の魔除け](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Gugong034-1200x800.jpg)
魔除けの意味があるとのことです。
ラストエンペラーの世界
![北京の故宮](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Gugong017-1200x800.jpg)
故宮に入ったとたん、樹木以外は目に入るものすべてが人工のものに見えます。
地面も建物も川も橋も人口のものです。
午門を抜けたところにある金水河も人口の河です。
![北京の故宮の太和殿](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Gugong010-c-1067x800.jpg)
まさに、ラストエンペラーの世界が広がります。
中国王朝のスケールの大きさが良くわかります。
保和殿
![北京の故宮](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Gugong020-1200x800.jpg)
保和殿は1420年に建設され、その後焼失や再建がされています。
九龍壁
![北京の故宮の九龍壁](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Gugong027-1200x800.jpg)
保和殿を抜けたところを右側に行くと九龍壁があります。
北海公園と山西省大同の九龍壁の3つを合わせて中国三大九龍壁と言われています。
![北京の故宮の九龍壁](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Gugong028-c-1200x746.jpg)
長さは29.4m、高さは3.5mあります。
九は最大の陽数のため、皇帝の関係によく九が使われています。
乾清宮
乾清門
![北京の故宮から見える景山公園](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Gugong018-c-1200x797.jpg)
乾清門から中は内廷となります。
内廷は日常の政務を実施したり、皇帝とその家族が生活をしていた場所です。
写真の遠くに景山公園が見えています。
乾清宮
![北京の故宮の乾清門](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Gugong022-533x800.jpg)
1420年の建設で、皇帝の寝室・執務室として使われていました。
中には宝座もあります。
皇帝の宝座
![北京の故宮](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Gugong025-c-600x800.jpg)
故宮の中には皇帝がお座りになる宝座が何か所にもあります。
![北京の故宮の宝座](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Gugong024-c-1067x800.jpg)
どの宝座もそれぞれに雰囲気があります。
![北京の故宮の宝座](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Gugong026-c-1067x800.jpg)
上に額縁、左右の柱に掛け軸というパターンが多いですね。
調度品も含めてすべて貴重なものだと思います。
東六宮など、故宮の中の壁
![北京の故宮の東六宮](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Gugong033-1200x800.jpg)
故宮の中は外朝、内廷はもちろんのこと、それ以外にも東六宮、西六宮、その他含めて、ゾーン管理がされていて、高い壁がめぐらされています。
![北京の故宮](https://i0.wp.com/shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Gugong031-c-scaled.jpg?ssl=1)
![北京の故宮](https://i0.wp.com/shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Gugong030-c.jpg?ssl=1)
![北京の故宮](https://i0.wp.com/shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Gugong029-c-scaled.jpg?ssl=1)
確かに厳重になっている感じがします。
坤寧宮
![北京の故宮の坤寧宮](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Gugong037-c-1067x800.jpg)
昔の時代の寝室など昔の生活の様子がうかがえます。
暢音閣
![北京の故宮の暢音閣](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Gugong036-c-1200x800.jpg)
暢音閣には京劇の舞台があります。
昔はここで京劇を楽しんだようです。
神武門
![北京の故宮](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Gugong038-c-1067x800.jpg)
こここまでかなり歩き、ようやく出口につきそうです。
このあたりは樹木が植えられていて、季節によっては花園になります。
![北京の故宮の神武門](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Gugong039-1085x800.jpg)
神武門を出たところの写真です。
故宮はかなり大きいのでたくさん歩くため、歩きやすい靴がよいと思います。
![北京の故宮の神武門の出たところ](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Gugong040-c-1200x800.jpg)
故宮を神武門から出た後は、元気な人は景山公園で人口の山を登って、上から故宮を見れる絶景を味わってください。
もう疲れて帰りたいという人はバスで天安門広場あたりまで戻れますので、そこまで戻って、地下鉄が良いと思います。
故宮の神武門から出たところのバス停から地下鉄駅に戻るには
「观光1线(天安門西、珠市口南に停車)」
「观光2线(天安門西、王府井、天安門東、前門に停車)」
出口付近にタクシーも待っていますが、こういう観光地では、中には高い料金を言ってきたり、遠回りされるケースもありますのでご注意ください。
故宮博物院の観光情報
入場予約が必要ですので旅行社やホテルなどで依頼をした方が無難です。
入場券引換場所は故宮入場の改札口右側の「综合服务窗口」でパスポート原本の提示が必要です。
故宮博物院の交通アクセス・行き方・地図
街の中心にあるため、交通の便は良いですが、道路はよく渋滞するため地下鉄が無難です。
- 地下鉄1号線「天安門東」駅(最寄駅)
- 天安門広場より西側から来る人は「天安門西」駅も可
- 天安門東・・・1路、2路、52路、82路、120路、観光2線、旅游公交1線、旅游公交2線、夜1路
- 天安門西・・・1路、5路、52路、観光1線、観光2線、旅游公交1線、旅游公交2線、夜1路
故宮博物院周辺の地図
故宮博物院の観光ワンポイントアドバイス
![しゅうしゅう](https://shushu172.com/wp-content/uploads/avatar.png)
- 入場予約が必要です。
- 午前予約、午後予約があります。
- 入場券引き換えにパスポートが必要です。
- かなり歩くので運動靴などが無難です。
- 夏は暑さ対策・日焼け対策が必要です。
北京の観光スポットやグルメ
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![](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Beijing-Badalin-ec-e1549463417955-160x90.jpg)
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