天安門広場 / 天安門广场 / Tiananen Square
「天安門広場」は北京を代表するというレベルではなく、中国を代表する観光スポットですよね。
「中国で観光と言えば?」から連想する観光地として、最も多そうなのは「天安門広場」か「万里の長城」ではないでしょうか。
北京に行ったのなら、天安門広場は必見の観光場所だと思います。
テレビでおなじみの天安門の風景がそのまま見れます。
また天安門広場のスケールの大きさにきっと驚かれる人も多いと思います。
天安門広場は世界最大の広場と言われています。
私はこんなに広い広場を見たことがなかったです。
天安門広場の面積は44万㎢で、50万人を収容できる集会場にもなりうる広場です。
中国では万里の長城といい、この天安門広場といい、日本とはスケールが違うことをよく感じることが多くあります。
テレビでおなじみの「天安門」
天安門広場の北側にあり、この天安門を入れば故宮につながります。
北京に都があった明や清の時代の正門にあたり、当時の王宮「紫禁城(現在は故宮博物院)」の第一門の位置づけです。
1949年10月1日には毛沢東主席が中華人民共和国建国の宣言をこの天安門で実施したそうです。
天安門広場は国家の重要な行事や儀式は数多く実施されてきた場所です。
天安門の大きさは間口 約54m、奥行き 約27m、高さ 約37m です。
写真は普通に撮ってOKでした。
「中国に行きました!」「北京に行きました!」という良い記念写真が撮れると思います。
天安門の毛沢東主席の肖像画
天安門の中央には毛沢東主席の肖像画が掲げられています。
テレビでよく見る風景です。
写真ではなく肖像画です。
近くから見るとかなりの大きさであることがわかります。
縦は約6mもあるらしいです。
毛沢東主席の肖像画の左側には「中华人民共和国万岁(中華人民共和国万歳)」、右側には「世界人民大团结万岁(世界人民大団結万歳)」と書かれています。
天安門城楼に登り、天安門広場全体を見渡す
最初に行ったときには私も気づかなかったし、意外と知られていないのですが、
天安門の楼閣は有料ですが、登ることができるのです!
天安門楼閣の入場料はそんなに高くないのでぜひ登って観光してください。
私は何度か実際に天安門の城楼に登ってみたことがあるのですが、
思わず「おおお・・・」と言ってしまうような景色が見れます。
天安門広場全体が見渡せるのです。
歴代の有名人たちもここから天安門広場を同じように見たのかと思うと天安門城楼に本当に登って良かったと思いました。
天安門城楼に登る入り口は天安門を通りぬけて左側に入り口があります。
ここでチケットを購入してください。
天安門城楼には荷物の持ち込みができないので、荷物を預けてからボディーチェックを受けてから登ります。
天安門の前の幅の広い道路「長安街」
天安門と天安門広場の間に大きな東西の道路があります。
名前は「長安街」、天安門を境にして、東側を東長安街、西を西長安街と呼んでいます。
人民大会堂・人民英雄紀念碑・毛主席紀念堂・中国国家博物館
天安門広場の人民大会堂
天安門広場の西側、天安門楼閣から天安門を見て右側に「人民大会堂」があります。
ニュースでよく出てくる「全国人民代表大会(日本では「全人代」とよく言われています)」が行われる場所です。
外国からの使節団や賓客の迎賓にも使われています。
天安門広場の人民英雄紀念碑
天安門広場の中央に「人民英雄記念碑」があります。
天安門広場の毛主席紀念堂
天安門広場の南側には「毛主席紀念堂」があります。
天安門広場の中国国家博物館
天安門広場の東側には「中国国家博物館」があります。
天安門広場の中国国旗
また天安門広場の北の端に国旗掲揚台があり、中国国旗がいつも掲げられています。
警備の人もずっといます。
全人代やパレードなどで通行規制・通行禁止があり、パスポートがないと入れないこともあるらしい
私は遭遇したことがないのですが、国家的な行事の場合、天安門広場周辺に通行規制や通行禁止が設定されることもごくまれにあるらしいです。
その場合は外国人はパスポートを見せないと入れてくれないということもあるので気を付けてくださいね。
天安門広場の観光情報
天安門広場の交通アクセス(地下鉄・バス最寄駅)・行き方・地図
天安門広場周辺の地図
天安門広場の観光ワンポイントアドバイス
- 天安門広場は街のど真ん中にあって、交通も便利で行き方も簡単です。地下鉄1号線で天安門東(最寄駅)で下車です。
- 天安門城楼に登るときは、荷物を預けないといけませんが、カメラは持ち込んでもOKです。建物内の写真はNGですが、天安門城楼の上からの写真は撮ってもOKでした。
- 夜の天安門広場はライトアップされて、とてもきれいですよ。機会があればお昼だけではなく夜も観光に行ってみてください。
- ものすごくまれなケースですが、国家級の行事などの場合、検問をしているときがあり、外国人はパスポートを見せるように要求されることがあります。