私が初めて上海に行ったのは2004年4月です。
そのときもそのときで上海テレビ塔(東方明珠)の奇抜なデザインや金茂大厦のかっこよさに驚いた記憶があります。
せっかくなので、2004年、2005年、2006年と2010年頃の外灘や陸家嘴付近の風景の写真をご紹介します。
2004年の外灘・陸家嘴
2004年に外灘から見た当時の陸家嘴です。
東方明珠(上海テレビ塔)がシンボル的な存在です。
こちらは2004年の外灘です。
旧市街側はそもそも租界時代の建築物なので、今とあまり変わりませんよね。
左側の緑の屋根のビルは1929年築の旧サッスーン・ハウスで現在はフェアモント・ピース・ホテルです。
1階のジャズバーが有名です。
写真真ん中は1937年築の旧中国銀行本店で現在は中国銀行上海支店です。
その右は1924年築の旧横浜正金銀行上海支店で現在は中国工商銀行です。
租界時代の雰囲気を変わらず伝えてくれる建築物です。
この外灘は黄浦江に沿った形で約1.1km続いています。
2004年の黄浦江です。
なんとなく今よりも落ち着いた感じがしますね。
2004年当時の地下鉄の案内板です。
今や上海の地下鉄は東京のように発達していますが、2004年にはまだ1号線、2号線、3号線で、駅数や駅名も今と少し変わっています。
例えば「南京東路」駅もこの当時は「河南中路」駅という名前でした。
2005年の外灘・陸家嘴
続いて2005年頃の外灘です。
黄浦江の観光船や渡し船は昔からあるのだと思います。
陸家嘴側も金茂大厦以外はまだあまり高層ビルはありませんね。
2005年頃の外灘の夜景の写真です。
2006年の外灘・陸家嘴
2006年の陸家嘴です。建築中のビルもありますね。
かなり今とは雰囲気が違いますね。
この陸家嘴にはここ10数年で一気に高層ビル群が立ち並びました。
2006年の金茂大厦です。
金茂大厦の開業は1998年なので、昔から上海に関係のある人には金茂大厦はお馴染みのビルです。
デザインもなかなかかっこよい感じで、当時は周囲に高いビルがなかったので、夜なんかもすごく目立っていました。
2010年の外灘・陸家嘴
2010年の陸家嘴です。
2004年と比べれば、大分高層ビルが増えてきました。
この当時もまだまだ建設ラッシュは続いていました。
2010年になると上海坏球金融中心(上海ワールド・ファイナンシャル・センター)ができあがっています。
まだ上海中心大厦(上海タワー)は建築中です。
2010年の外灘のお昼の写真です。
こちらは2010年の外灘の夜景の写真です。
この当時から夜の外灘は夜景が有名で多くの人でにぎわっています。
現在の外灘・陸家嘴
上海中心大厦(上海タワー)が2016年にオープンし、金茂大厦、上海環球金融中心と3つの超高層ビルがひときわ目立っています。
行くたびに発展している上海ですが、いったいどこまで発展するのか楽しみですね。
今の外灘や外灘の夜景はこちらへ
外灘の観光情報
外灘はある意味公園みたいなところなので、入場料なども必要ありませんし、お休みや営業時間などの設定もなく、いつでも入ることができます。
外灘の交通アクセス・行き方(地下鉄最寄駅)・地図
バスもたくさん通っていますが、中国や上海に慣れていないと難しいことと、上海は渋滞が多いので、基本的には地下鉄で外灘に行くのが無難です。
上海は地下鉄がすごく発達しているので便利だと思います。
南京東路から東側に10分くらいまっすぐ歩けば着くので簡単です。
(歩く方向は陸家嘴の高層ビルが見えるので、間違わないと思います)
外灘観光のワンポイントアドバイス
- ライトアップされる夜はすごく良いので、時間があれば、ぜひお昼と夜と両方行ってみてください。
- 観光船のクルージングや観光トンネルもあります。
- 夏は日陰がないので、帽子や水分補給など暑さ対策を忘れずに。
- レストランやバーはそれなりの値段がするのでよく価格などを調べてから入るようにしてくださいね。