遼東半島の最南端にある経済先進都市の大連、日本やロシアなどの関連が深い街です。日本企業も多く進出しているので出張で行かれる方も多くいるのではないでしょうか。
その大連の観光スポット13ケ所(観光地・博物館・ショッピングなど)を紹介します。
地図もあった方が便利だと思いますので、日本用にGoogle Mapと中国用に百度地图の両方をつけておきます。
中山広場 / 中山广场
大連はロシア人設計による広場と放射状の道路が特徴的です。
この中山広場には1908年~1936年頃に日本人により設計・建築された建物が多く残っています。
市内の中心部にありますので、観光にも行きやすいと思います。
中山広場の地図はこちら
旅順 203高地 / 旅顺 二〇三高地
日露戦争の激戦地203高地です。
海抜203メートルから名付けられたようです。
大連市内から地下鉄を乗り換えて比較的簡単に旅順までは行けます。
旅順に着いてからはタクシーが無難だと思います。
旅順203高地の地図はこちら
大連駅 / 大连站
大連駅がこのデザインになったのは1937年で日本人による設計です。
この写真は夜の大連駅がきれいだったので撮った写真です。
この角度は勝利広場側から大連駅を見た景色です。
大連駅の地図はこちら
旧ロシア人街 / 俄罗斯风情街
大連駅から北東に旧ロシア人街があります。
旧ロシア人街はロシア風の建築物やお土産物屋さんが並んでいます。
路面電車で「勝利橋」で下車し、勝利橋を渡ったところにあります。
旧ロシア人街の地図はこちら
人民広場 / 人民广场
人民広場には大連の市政府があり、朝はスタイルの良い女性警察官が交通整理をしていて、大連の名物の1つになっています。
人民広場の地図はこちら
星海広場 / 星海广场
星海広場は総面積は176万㎡、アジアで最大の面積を持つ広場です。
夏になると大連国際ビール祭り(大连国际啤酒节)がこの星海広場で行われます。
大連国際ビール祭り(大连国际啤酒节)
大連国際ビール祭り
1999年に北京で始まり、2002年からは大連の星海広場で開催される国家レベルのビール祭り。中国国内のビールメーカーだけでなく、海外のビールメーカーも参加。体育館ぐらいのテントを作り、中でライブなどの催し物を行い、屋台の食べ物を食べながらビールを楽しむという企画。夏の大連の一大イベントとなっています。
星海広場の地図はこちら
星海公園 / 星海公园
大連でお手軽に海と言えば、ここ「星海公園」です。
「星海広場」の隣にあります。(星海広場と星海公園は近いですが、別の場所です)
「星海公園」に行くには路面電車かバスが便利だと思います。
星海公園の地図はこちら
大連現代博物館 / 大连现代博物馆
大連の街の歴史を詳細に紹介している美術館。
中国人は身分証明書、日本人はパスポートを見せれば無料で入れます。
アヘン戦争のあった1840年から中国(中華人民共和国)が設立された1949年の近代史についてさまざまな展示がされています。
日本にも関連する内容も少なからずあるので勉強になると思います。
場所的には星海広場の近くで、地下鉄1号線「会展中心」からすぐです。
路面電車やバスでも行くことができます。
大連現代博物館の地図はこちら
旅順博物館 / 旅顺博物馆
中国の東北地方を代表する美術館の1つ。
青銅器・磁器、書画、仏像などを中心に6万点以上の収蔵品があるようです。
京都西本願寺歴代住職の大谷光瑞が中央アジアで収集した文物「大谷コレクション」が有名。
本館と分館の2つがあるので両方を見学してくださいね。
旅順博物館の地図はこちら
勝利広場 / 胜利广场
大連駅すぐ近くにある勝利広場です。
地下に数階にわたり商店街が広がっています。
いろんなものが安く売られているので日本人にも人気がある場所です。
大連に行くと私もよく行きます。ものすごく広くて複雑なため、今どこにいるかがよくわからなくなってします(笑)
勝利広場の地図はこちら
天津街 / 天津街
大連駅・勝利広場すぐ近くの天津街です。
いろんなものを売る屋台や食べ物の屋台などが多くならび、特に夜はにぎやかです。
天津街の地図はこちら
日本人ご用達の森ビル通りと民主広場
大連には日本企業も多くあるため、大連に住む日本人や大連に出張に来る日本人も多いため、日本人向けの飲食店が多くある地区があります。
森ビル通り(錦華日本文化街)
わずか〇〇mくらいの通りですが、日本人向けの飲食店がかたまっています。
近くに日本人に手頃なホテルも多くあります。
森ビル通り(錦華日本文化街)の地図はこちらへ
民主広場
民主広場は日航ホテルから歩いて300mほど東に行ったところにあります。
この民主広場も日本人向けの飲食店が多くありますが、現地向けのお店もあり、中国の人も多く、夜はにぎやかなゾーンです。