大連 中山広場の近代建築群

大連中山広場の全景大連
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大連の都市情報
大連の地図上の位置、人口・面積・GDP・日本への就航都市などの都市情報や観光スポット、名物料理の紹介、大連の気温・降水量などの大連に関するいろんな情報を集めてみました。

 

大連の中心部はロシア人設計による広場とその広場から延びる放射状の道路が特徴的です。

なかでもこの中山広場は直径213メートルと大きな広場で、その広場から中山路、玉光街、延安路、解放街、鲁迅路、人民路、七一街、民生街、上海路、民康街の10本の道路が放射線状に伸びています。

中山広場には1908年~1936年頃に日本人により設計・建築された建物が多く残っています。

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中山広場の近代建築群のガイドマップ

大連中山広場の近代建築群のガイド図

中山広場の中にこのガイドマップはあります。

ガイドマップに住所・旧跡・現在がこのように書かれています。

住所旧跡現在
中山広場1号朝鮮銀行中国工商銀行 中山支行
中山広場2号大連民政署(警察署)遼陽銀行
中山広場4号大和旅館大連賓館
中山広場5号大連市役所中国工商銀行 大連分行
中山広場6号東洋拓殖株式会社交通銀行
中山広場7号大清銀行中信銀行
中山広場8号 人民文化倶楽部
中山広場9号横浜正金銀行中国銀行 大連分行
中山広場10号関東都督府郵便電信局大連郵便局

中山広場の中心から東西南北を眺めてみました

大連中山広場の北側

まず北側です。正面に中国銀行が見えます。

近代風の建物の奥に現代風の高層ビルも見えますね。

大連中山広場の西側

次に西側(正確にはやや南を向いています)です。

中山路がまっすぐ伸びています。

その向こう側に球状のオブジェが印象的な友好広場が見えますね。

大連中山広場の南側

続いて南側です。

旧大和旅館(ヤマトホテル)が正面に見えます。

大連中山広場の東側

最後に東側(正確には真東ではなく、やや北を向いています)です。

人民路がまっすぐに伸びています。

この人民路を少し行けば、香格里拉大酒店(シャングリラホテル)や新世界酒店(New Worldホテル)などの5つ星ホテルがあります。

大連中山広場の中央

中山広場の中央に測量基準点の印があったので写真におさめました。

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旧大和旅館(ヤマトホテル)(現:大連賓館)

大連ヤマトホテル

ここ大連は日本から満州への玄関口で、満州鉄道の本社も置かれていたようです。

満州鉄道の設立に伴い、その沿線に西洋の一流ホテルと同格のホテルが迎賓館として必要となり、ここ大連にも大連ヤマトホテルが建築されました。

当初は別の場所にあったようですが、1914年に中山広場のこの場所に移転しています。

建物としては4階建てで、昔は屋上もレストランとして利用されていたようです。

大連ヤマトホテルの玄関

今は「大連賓館」という名前のホテルになっています。

大連中山広場

この中山広場付近は「大連中山広場近代建築群」として、全国重点文物保護単位になっています。

大連ヤマトホテル

今の大連賓館の入り口付近です。

大連ヤマトホテルの内部

大連賓館として営業していたときの建物内部の写真です。

百年前にもこれと同じ感じなら、確かに当時の高級ホテルということも納得です。

旧横浜正金銀行(現:中国銀行 大連分行)

大連中山広場の中国銀行

旧横浜正金銀行(現:中国銀行 大連分行)です。

横浜正金銀行は特殊な銀行だったようで、外国為替の仕組みが出来上がる前の時代に、貿易の決済を担当するために設立されています。

その当時、中国では上海にもあったようです。

大連中山広場の中国銀行アップ

少しアップ気味のショットです。

今は中国銀行となっていますが、実際の中国銀行の銀行業務は後ろの高層ビルで行っています。

大連中山広場の中国銀行の建物

建物に近づいて撮影してみました。

日本人により設計され、1909年に建築されています。

当時は日本も同じような西洋風建築が流行っていた時代なのだと思います。

大連中山広場の中国銀行の獅子像

入り口に置かれている獅子像です。

大連中山広場の中国銀行の旧跡碑

横浜正金銀行大連支店旧跡碑です。

この石碑は遼寧省人民政府のものです。

大連中山広場の中国銀行

こちらの石碑には大連市重点保護建築と書かれています。

この石碑は大連市人民政府のものです。

旧東洋拓殖株式会社(現:交通銀行)

大連中山広場の旧東洋拓殖株式会社

1939年に建設された旧東洋拓殖株式会社です。

今は交通銀行となっています。

大連中山広場の東洋拓殖株式会社の石碑

大連市による石碑です。(遼寧省のものもありました)

旧大清銀行(現:中信銀行)

大連中山広場の旧大清銀行

1910年に建設された旧大清銀行です。

大清銀行は中国銀行の前身で清朝から中華民国設立時までは大清銀行と呼ばれていましたが、中華民国が設立された1912年以降は名前を中国銀行に改めています。

大連中山広場の中信銀行

現在は中信銀行の中山支行となっています。

大連中山広場の大清銀行の石碑

こちらにも石碑がありました。

旧大連市役所(現:中国工商銀行 大連分行)

大連中山広場の旧大連市役所

1919年に建設された旧大連市役所です。

今は中国工商銀行 大連分行として利用されています。

旧大連民政署(現:大連警察署)

大連中山広場の大連警察署

かなり早い時期の1908年に建設された旧大連民政署(警察署)です。

レンガ造り風の時計台のあるデザインでヨーロッパ調になっています。

今は遼陽銀行として利用されています。

旧朝鮮銀行(現:中国工商銀行 中山支行)

大連中山広場の旧朝鮮銀行

1920年に建設された旧朝鮮銀行です。

今は中国工商銀行 中山支行として利用されています。

人民文化倶楽部

大連中山広場の

1950年に建設された大型の劇場です。

今もいろんな芸術で使われています。

1階が600席、2階が400席です。

地下鉄2号線 中山広場駅の入り口

大連中山広場の地下鉄の入り口

中山広場には地下鉄2号線の「中山広場」駅があります。

出口はたくさんあり、広場の外側の出口や広場の内側にも出口があります。

中山広場の周囲はロータリーになっていて交通量が多いので、外側から中山広場には横断歩道で歩いてはいけますが、信号などはないので、日本人には少し怖い感じがすると思います。

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中山広場の観光情報

  • 住所:大連市中山区
  • 入場料:不要
  • 観光時間目安:30分程度

中山広場の交通アクセス・行き方・地図

大連中山広場の地下鉄2号線

  • 地下鉄(2号線)・・・中山广场
  • バス 中山广场・・・7路、15路、16路、19路、23路、30路、40路、403路、405路、409路、506路、515路、517路、532路、533路、534路、701路、701路加车、703路、707路、708路、708路加车、708路区间车、710路、712路、901路、旅游环路

ワンポイントアドバイス

  • 20世紀前半の歴史を事前に勉強しておくとよいと思います。
  • バスの停留所は一か所ではないのでちょっとわかりにくいかもしれません。中国やバスに慣れていない方は地下鉄が便利です。

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