嵩山 少林寺 / Songshan Shaolin temple
一度行ってみたかった少林寺、洛陽に宿泊しているときにふとフロントを見ると、少林寺の日帰り観光ツアーが出ていて、そんなに高くないので参加してみました。
当然中国人向け現地ツアーなのでガイドもお客さんも中国の人。
小型のバスで延々と少林寺に向けて走ります。
途中でお昼ごはん。
お昼ご飯の料金もツアーに含まれていますが、普通の地元ごはん。
見知らぬ中国の方々と円卓を囲んで割と楽しく食事。
その後、少し走ると、ついに到着しました。
少林寺は山岳部の奥の方かつ山の上で秘境感があり、良い感じです。
実際は河南省登封市にあります。
近くの大きな都市としては洛陽や鄭州があります。
(といっても洛陽も鄭州も距離はかなりありますが)
「天地の中央」にある登封の史跡群として世界遺産に登録されています。
嵩山少林寺をはじめとする歴史建造物群を対象にしているとのことです。
少林寺山門
![少林寺山門](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Henan-Songshan-Shanmian1-c-1067x800.jpg)
少林寺で最初に目にはいったのが山門です。
山門は少林寺の大門で1735年に建てられています。
少林寺の入り口を代表しています。
![少林寺山門側面](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Henan-Songshan-Shanmian3-c-1067x800.jpg)
山門を横から見た写真です。
![少林寺山門周辺その1](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Henan-Songshan-Shanmian4-c-1067x800.jpg)
山門を通り抜けた後の広場周辺です。
「少林文化 人類遺産」の石碑
![少林寺石碑](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Henan-Songshan-Shanmian2-c-600x800.jpg)
「少林文化 人類遺産」と書かれた石碑です。
嵩山歴史建築群の案内図
![少林寺構内図](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Henan-Songshan-Shanmian8-c-533x400.jpg)
嵩山歴史建築群の案内図がありました。
カンフー感を感じる僧侶の像
![少林寺銅像](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Henan-Songshan-Shanmian9-c-600x800.jpg)
少し「カンフー」感が出てきました。
少林寺
しばらく歩くと少林寺が見えてきました。
![少林寺入り口その2](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Henan-Songshan-Shaolinse2-c-533x400.jpg)
ついに来た少林寺!
少林寺の入り口はすごく多くの観光客で溢れていました。
私も団体の旅行ツアーで来たのですが、同じと思われる他の団体ツアーの人もかなり多くいました。
ガイドさんが観光バス1台分の30名くらいを引き連れて、旗みたいな目印を持って先導して歩く姿が多くみられました。
おそらく秘境なので、なかなか公共交通機関を使って、自分の力で来るのが難しい場所だからだと思います。
少林寺 カンフーショー
![少林寺カンフーショーその1](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Henan-Songshan-Songshan111b-c.jpg)
少林寺と言えば少林寺拳法(カンフー)ですね。
観光用にカンフーショーがありました。
映画のような感じでおもしろかったです。
![少林寺カンフーショー全体](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Henan-Songshan-Songshan115-c-533x400.jpg)
少年たちが10数名出演しています。
一番小さな子は小学校低学年ぐらいに見えます。
部隊の上で、武器を使った演舞やカンフーの技を見せてくれます。
みんな非常に身の軽い動きで、日ごろ厳しい訓練をしているのかもしれません。
![少林寺カンフーショー4](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Henan-Songshan-Biaoyan4-c-533x400.jpg)
このカンフーショーは少林寺に入場している人であれば、だれでも無料で見れます。
ただ、時間帯が決まっていると思いますので、時間を確認するようにした方がよいと思います。
![少林寺カンフーショーその2](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Henan-Songshan-Songshan112-c-533x400.jpg)
最後は観客席の近くまで降りてきてくれました。
少林寺 天王殿
少林寺は由緒ある大きなお寺なので、いろんな建物が並んでおり、それぞれに意味を持っています。
![少林寺天王殿その1](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Henan-Songshan-Tianwangdian1-c-1067x800.jpg)
天王殿には有名な金剛像があります。金剛像は入り口の左右にいます。
![少林寺天皇殿の金剛像その2](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Henan-Songshan-Tianwangdian3-c-300x400.jpg)
![少林寺天皇殿の金剛像その1](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Henan-Songshan-Tianwangdian4-c-300x400.jpg)
その中に「風」「調」「雨」「順」を象徴する四天王を奉っています。
![少林寺天皇殿の四天王その1](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Henan-Songshan-Tianwangdian5-c-533x400.jpg)
日本の像に比べて、中国の場合はカラフルですね。
![少林寺天皇殿の四天王その2](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Henan-Songshan-Tianwangdian6-c-533x400.jpg)
少林寺 大雄宝殿
![少林寺大雄宝殿](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Henan-Songshan-DaxiongBaodian1-c-1067x800.jpg)
大雄宝殿は寺院としての仏事を行う中心の場所です。
少林寺 蔵経閣
![少林寺蔵経閣遠景](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Henan-Songshan-Zongjingge1-c-1067x800.jpg)
蔵経閣は蔵書が管理されており、800万巻保管されているとのことです。
少林寺 鐘楼・鼓楼
![少林寺鼓楼遠景](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Henan-Songshan-Gulou13-c-1067x800.jpg)
![少林寺鼓楼近景](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Henan-Songshan-Gulou1-c-600x800.jpg)
大雄宝殿の東側が鐘楼、西側が鼓楼。
少林寺 千佛殿
![少林寺の千佛殿](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Henan-Songshan-Qianfudian1-c-1067x800.jpg)
千佛殿は殿内の壁画が有名です。
少林寺 塔林
![少林寺塔林その7](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Henan-Songshan-Talin7-c-1067x800.jpg)
塔林は古くは唐、その後、宋、金、元、明、清、現代の各時代の石墓塔です。
確かに林のごとく、塔がならんでいます。
![少林寺塔林その8](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Henan-Songshan-Talin8-c-1067x800.jpg)
歴代の少林寺の高僧はここにまつられているとのこと。
![少林寺塔林その5](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Henan-Songshan-Talin5-c-600x800.jpg)
面積は約20,000㎡、石墓塔は約240あり、大きさやデザインも塔ごとに異なっています。
![少林寺塔林その3](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Henan-Songshan-Talin3-c-600x800.jpg)
塔の高さもかなり高いです。
となりに写っている実際の人と見比べてみてください。
少林寺 番外編
![少林寺構内バス](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Henan-Songshan-Qita3-c-533x400.jpg)
少林寺は結構広いので観光客向けの移動用のバスもあります。
![少林寺ラクダ](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Henan-Songshan-Qita2-c-533x400.jpg)
なぜか少林寺にラクダ!?がいました。
観光用として、乗って歩けるのだと思います。
もちろん料金がいるとは思います。
少林寺は一度は行ってみたかった場所だったので、すごく良い思い出になりました。
私は洛陽からの日帰り少林寺観光ツアーを利用しました。
行き方が少し難しいので、なかなか行けない場所だと思います。
中国に行く機会のある方、あるいは中国に長くいる予定のある方などはぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
嵩山 少林寺 観光情報
- 住所:河南省登封市嵩山少林寺风景区
- 景区級別:AAAAA
- 入場料:100元
- 時間:8:00~18:00
- 観光時間目安:3~4時間
嵩山 少林寺の交通アクセス・行き方・地図
少林寺へは鄭州(郑州)からバスで行くか、鄭州や洛陽などで現地の日帰りツアーに申し込むかが良いと思います。
鄭州(郑州)からの少林寺へのバスでの行き方
鄭州駅(郑州火车站)の近くにある「鄭州長途汽車中心站」から少林寺行きのバスが出ています。
朝は6:30から20~30分おきに出ています。運賃は28元(2019年現在)
嵩山 少林寺のワンポイントアドバイス
![しゅうしゅう](https://shushu172.com/wp-content/uploads/avatar.png)
- 嵩山 少林寺はカンフー色が極端に強いわけではなく、名前の通り、由緒ある寺院です。
- 少林寺まで2時間くらいはバスに乗っていたと思うのでバスが苦手な人は注意してください。
- 中国に慣れていない人は現地の少林寺観光ツアーに参加するのが無難です。
北京・西安発のツアーもあります
「少林寺は見たいけど、わざわざ鄭州や洛陽に行くのは…」という人もいると思います。
北京発や西安発のツアーもありますので興味のある方はご覧になってください。
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