百度地図アプリ バス路線図を利用してバスを乗りこなそう
百度地図アプリですが、なんと簡単にバス路線図も出せます。
日本に比べれば中国はタクシーが圧倒的に安いので、短期で中国に旅行ツアーに来ている人はタクシーの方が自分の行きたい場所に直接行けるので、便利だと思います。
中国語ができなくても、メモ用紙や携帯電話を使って、目的地を伝えれば、運転手との会話も成り立つと思います。
しかし場所によってはタクシーがいなかったり、あるいは近すぎるとか、タクシーの運転手が行きたい方向ではないとかでタクシーの運転手に乗車拒否されたりする場合も中国ではあります。
また中長期で中国にいるケースもしょっちゅうタクシーを使えば安いといえど、バスが使えればより安く移動できると思います。
そういう意味でバスも乗りこなすことができれば、より経済的に効率的に移動ができます。
中国のバスは大都市でも2~3元(距離によって変動)くらいですし、地方にいけば1元のところもあります。
交通カードを使えばさらに割引があったりする場合もあります。
私は移動には中国ではバスをよく使いますので、百度地図アプリのこの機能は重宝しています。
百度地図アプリ バス路線 検索条件の入れ方
例えば北京で15路のバスを調べる場合はアプリ上部の検索欄に「15路 北京市」と入れます。
すると15路のバスのルートが出てきます。
百度地図アプリにすでに北京の地図を出しているなら、「15路」だけでも出てきます。
また下部にどちら向きかと始発、終発も表示されます。
15路(天桥商场ー动物园枢纽站)というのは天桥商场→动物园枢纽站の向きという意味で、逆に15路(动物园枢纽站ー天桥商场)は逆向きの动物园枢纽站→天桥商场向きという意味です。
両方の路線も始発バスが5:00、最終バスが23:00という意味です。
ご存知の方も多いかもしれませんが、中国の路線バスは基本的に時刻表はありません。
よく来るバスは頻繁に来ますし、本数の少ないバスはある程度感覚があきます。
始発・最終もある意味、目安に考えた方がよいです。
始発が5:00だからと言って、5:00より前から待っていれば5:00に必ず来るとは限らないと考えた方がよいと思います。
百度地図アプリでバスの向きを選択する
次にバスの向きを選択します。ここでは百度地図アプリで「15路(天桥商场ー动物园枢纽站)」を選んでみました。そうするとこんな画面になります。
百度地図アプリに各バスの停留所の一覧が出てきます。
「票价 2.0 – 3.0元」というのはバスの料金で2元~3元という意味です。
初乗りが2元で距離が長くなれば3元という意味です。
「7号线(7号線)」「2号线」「4号线」の表示は地下鉄の乗り換えポイントです。
つまりこのバスの停留所で降りれば、地下鉄に乗り換えられるという意味です。
(ただし近い場合もあればちょっと遠い場合もあります)
この情報でバスと地下鉄の組み合わせでの移動ができ、とても便利です。
効率的な移動のおすすめパターンとしては、地下鉄がないところにいる場合は、まずバスで地下鉄のあるところまで行き、そこでバスから地下鉄に乗り換えて移動というのがよいと思います。
理由は、バスは便利ではありますが、場所と時間によっては渋滞がよくあるので、地下鉄のあるエリアに入れば渋滞しない地下鉄で移動する方が効率的です。
日本と比較すれば中国では地下鉄も料金は安いです。
百度地図アプリで、さきほどの画面を上にスクロールすると
百度地図アプリに大きくなったバス路線図が出て、路線全体の地理的な位置関係もよくわかります。
ぜひ百度地図アプリのこの機能を使って、バスを使いこなしてください。
百度地図アプリのインストールや行き先の検索方法はこちらをどうぞ