今日本で流行しているタピオカ入りミルクティーは中国大陸でも以前から人気があります。
ミルクティーのことを中国語では「奶茶 nǎichá」、タピオカ入りミルクティーのことを「珍珠奶茶 zhēnzhū nǎichá」と言います。
中国にはたくさんミルクティーのお店がたくさんあります
中国で街を歩いているとものすごくたくさんミルクティー屋さんがあります。
日本と比べてものすごく安いです。
このお店でも人気NO1の3種類のトッピングのミルクティーは大サイズで8元(1元=16円の場合、128円)、人気NO2のタピオカ入りミルクティーは中サイズで7元(1元=16円の場合、102円)という値段です。
私は大サイズを飲みましたが、ファーストフードのLサイズぐらいの大きさはある飲みごたえのあるサイズでした。
こちらは別のお店ですが、カップルを狙っての作戦でしょうか、买一送一(1杯買えばもう1杯は無料)なので、よく売れていました。
タピオカ入りミルクティー屋さんでの注文
いろいろなお店でいろいろなアレンジをしたメニューを出しています。
このお店のメニューになると14元(1元=16円の場合、224円)、19元(1元=16円の場合、304円)という値段になっています。
ミルクティーだけではなく、果物系のジュースやお茶ベースのものなど飲み物だけでもたくさんの種類があり、さらにトッピングするものを組み合わせるとかなり多くの種類があります。
まずメニューからドリンクを決めます。
「冰度」の意味
次に「冰度」ということで氷の量や温度を細かに選べます。
少冰 shǎo bīng・・・少なく氷が入ったもの
去冰 qù bīng・・・氷が入っていないけど冷たいもの
常温 cháng wēn・・・常温のもの
温 wēn・・・温かいもの
热 rè・・・熱いもの
※温と热はサイズが500ccまでのサイズに限られます
「甜度」の意味
次に「甜度」ということで甘さを細かに選べます。
少糖 shǎo táng・・・8割程度の甘さのもの
半糖 bàn táng・・・5割程度の甘さのもの
微糖 wēi táng・・・3割程度の甘さのもの
无糖 wú táng・・・糖分を加えていないもの
「正常甜」は名前から普通をイメージしてしまいますが、個人差はあるとは思いますが、私の経験上かなり甘いと思ってもらった方が良いと思います。
タピオカ入りミルクティー屋さんでの商品の受け取り
できあがりの写真です。
プリン入りのミルクティー、常温、少糖です。
カップの上部を完全にパックをしてひっくり返しても外に出ない状態にしてくれます。
飲むときに太いストローの先のとがっている側でパックを突き刺して飲みます。
太いストローなので、タピオカ入りでもストローで吸えます。
中国で人気のミルクティー屋さん CoCo都可
台湾発の人気店の1つ「CoCo都可」です。
中国大陸でも人気があります。
東京や大阪を中心に日本にもお店があります。
いろんなメニューがありますが、漢字からドリンクの内容を想像しないといけないので、ちょっと難しいですね。
このお店も温度と糖分は細かく指定できます。
中国で人気のミルクティー屋さん 1點點
こちらも台湾発の人気店「1點點」です。
中国語の発音は yī diǎn diǎn です。
台湾のお店ということもあり繁体字の「點」と使っていますが、簡体字で書けば「点」です。
ご存知の人も多いと思いますが、中国語で「一点点」は「少し」という意味にあたります。
壁にあったメニューの一部です。
いわゆる裏メニューの解禁みたいな意味深な看板だったので撮ってみました。
このお店も温度と糖分は細かく指定できます。
温度や糖分の刻み方はお店によって少し違いますね。
中国で人気のミルクティー屋さん 貢茶
こちらも台湾発の有名なタピオカミルクティー屋さんの「貢茶 gòng chá」です。
アプリ「饿了么」から掲載
「タピオカ入り」が日本では有名ですが、プリンやゼリーやその他いろいろトッピングバリエーションはありますので、いろいろと楽しんでみてください。
この「貢茶」は日本に多く出店をしているので、まだ行かれたことがない人は、機会があればぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。