長沙 岳麓書院（中国古代四大書院の１つ）
湖南省 長沙の名山「岳麓山」の麓にある「岳麓書院」です。
「岳麓書院」は北宋の時代、開宝９年（西暦976年）に建設されました。
西暦976年は日本で言えば平安時代にあたります。
敷地面積は21,000㎡です。
書院は唐代に作られた学問を講義する場所で、宋代には中国古代の四大書院ができ、この長沙 岳麓書院も中国古代著名四大書院の１つです。
岳麓書院の入り口（山門）
私は愛晩亭を見学した後に、この岳麓書院を見学しました。
こちらが愛晩亭近くの山門です。
門の横にチケット売り場がありますので、チケットを買って中に入ります。
岳麓書院の看板のアップです。
岳麓書院の山門にあった岳麓書院の観光マップ（地図）
山門に岳麓書院の観光マップ（建築物と書院の名前と場所）がありましたのでご紹介します。
山門を入ると竹林になっていました。
日本も竹は多いので、なんとなく日本のような雰囲気も感じますね。
山門からだと逆向きに見学することになります。
つまり一番奥から入って、だんだん手前側に移動するイメージです。
大自然の中に建物があります。
岳麓書院の屈子祠
「屈子祠」という大きな建物のあたりです。
建物の中の様子です。
岳麓書院全体の地図（マップ）
別のマップもありましたのでご紹介します。
岳麓書院の時務軒
さっきの地図の21番のところまで来ました。
これは時務軒という建物です。
庭園の風景もきれいでした。
岳麓書院の御書楼
御書楼と書かれた大きな建物です。
岳麓書院の敷地の中でも中心部にあります。
岳麓書院の汲泉亭
御書楼の近くにある汲泉亭です。
岳麓書院の擬蘭亭
こちらも汲泉亭とよく似ていますが、同じく御書楼の近くにある擬蘭亭という建物です。
このあたりは回廊のようになっています。
崇道祠
崇道祠という建物です。
岳麓書院の建物の中の様子
岳麓書院記と書かれています。
1167年とも書かれているので、古い内容なのかもしれませんね。
壁に大きな字が書かれていて、印象的だったので写真を撮ってみました。
人の大きさほどある大きな字でした。
門が連続してありました
このあたりから門が連続してありました。
正面側から来るといくつも門を通ってこないといけない作りになっています。
岳麓書院の赫曦台
赫曦台という建物で前門から入ってすぐのところにあります。
岳麓書院の入り口（前門）
これが前門です。
私は山門から入ったので、前門から出ましたが、前門からも入場できます。
石碑がありましたので撮影しました。
1903年からは湖南高等学堂、1926年からは湖南大学となっていったようです。
長沙 岳麓書院の観光情報
- 住所：湖南省长沙市岳麓区麓山南路（湖南大学内）
- 入場料金：40元
- 営業時間：8:00～17:30
- 観光時間目安：１時間
長沙 岳麓書院の交通アクセス・行き方・地図
- 地下鉄（４号線）・・・湖南大学(593m)
- バス 湖南大学地铁站(585m)・・・大科城1号线、大科城2号线、大科城3号线、立珊专线
- バス 荫马塘(625m)・・・大科城1号线、大科城2号线、大科城3号线
長沙 岳麓書院のワンポイントアドバイス
- 前門からも入れますし、岳麓山側の山門からでも入れます。
- 湖南大学の敷地の一部にありますので、見学の前後で中国の大学の様子も垣間見れます。
