上海の観光地と言えば、外灘ですね。
外灘の観光スポットと外灘への行き方を詳しく解説します。
外灘は人気の観光スポットで旧市街側には租界時代の歴史建築物が立ち並び、昔の上海の雰囲気を残しています。
黄浦江の対岸には現代の中国を象徴する陸家嘴の高層ビル群が圧巻です。
上海の外灘は人気の観光スポット!租界時代の建物と陸家嘴の高層ビルがすごい!
外灘とは(外灘の読み方など)
上海に観光で行って、外灘に行かないのはもったいなさすぎますよね。
ぜひ足を運んでほしい場所です。
外灘(バンド/Bundとも呼ばれています)は上海屈指の観光場所です。
英語名のBundは築堤・埠頭を意味します。
港町として発展してきた上海ですが、租界時代にこの地域に欧風建築様式の建物が多く建てられ、銀行や商社などに当時は使われていました。
今は高級ブティックや高級レストランやバーなどのお店になっています。
この外灘は黄浦江に沿った形で約1.1km続いています。
上海 外灘から見る陸家嘴の高層ビル群(上海テレビ塔や上海タワーなど)の景色は圧巻
外灘から黄浦江の対岸に見える陸家嘴の高層ビルの景色がすごいです。
東方明珠(上海テレビ塔)も陸家嘴を代表する3つの高層ビル 金茂大厦、上海環球金融中心、上海中心大厦もよく見えます。
上海 外灘の租界時代の欧風建築群
黄浦江の西側(浦西側)には租界時代の欧風建築物がたくさんあります。
ここの景色だけを見ているとどこか欧州にいるかのように感じます。
レトロな上海を感じることができると思います。
上海外灘 旧上海海関と旧匯豊銀行(旧香港上海銀行上海支店)
この写真の中央にあるのは旧上海海関(「海関」は税関の意味)で、その左側にあるのは旧匯豊銀行(旧香港上海銀行上海支店)です。
上海外灘 旧横浜正金銀行上海支店・旧揚子保険ビル
左側の建物が旧横浜正金銀行上海支店で現在は中国工商銀行となっています。
右側の建物は旧揚子保険ビルで現在は中国農業銀行です。
上海 外灘27号
1922年にイギリスの郷駅会社のジャーディン・マセソン商会が建築した建物です。
別名でHouse of Roosevelt(ルーズベルトの家)とも言われています。
黄浦公園や外白渡橋など
上海外灘 陳毅氏の銅像
昔はたくさん銅像があったということを聞いたことがありますが、今は黄浦公園の近くに陳毅氏の銅像があります。
陳毅氏は初代の上海市長です。
上海 外灘の人民英雄記念碑
外灘の北端にある黄浦公園には「上海市人民英雄記念碑」が建てられています。
上海 外灘 外白渡橋
外白渡橋は外灘のある黄浦地区と虹口地区を結ぶ橋です。
もともとは木の橋がかけられていて、1907年に鉄製の橋に架け替えられました。
中国で最初の鉄製の橋です。
一見普通の橋に見えますが、歴史などの経緯がわかると趣を感じますね。
上海 外灘の観光情報
外灘はある意味公園みたいなところなので、入場料なども必要ありませんし、お休みや営業時間などの設定もなく、いつでも入ることができます。
行く時間帯によっても一味違う外灘を楽しめるので、日中や夜などいろいろと楽しんでください。
上海 外灘の行き方
外灘への行き方ですが、バスもたくさん通っていますが、中国や上海に慣れていないと難しいことと、上海は渋滞が多いので、基本的には地下鉄で外灘に行くのが無難です。
地下鉄での外灘への行き方(地下鉄最寄駅)
上海は地下鉄がすごく発達しているので便利だと思います。
地下鉄の「南京東路駅」で下車し、東側に10分くらい歩行者天国をまっすぐ歩けば外灘に着くので簡単です。
(歩く方向=東側は陸家嘴の高層ビルが見えるので、方向は間違わないと思います)
「南京東路駅」2番出口が外灘側に近いので、便利だと思います。
バスでの外灘への行き方(外灘に近いバス停留所)
バスは数多く通っていますが、朝や夕方など外灘周辺はよく渋滞をするので要注意です。
上海 外灘周辺の地図
上海 外灘観光のワンポイントアドバイス
- ライトアップされる夜はすごく良いので、時間があれば、ぜひお昼と夜と両方行ってみてください。
- 黄浦江観光船のクルージングや観光トンネルもあります。
- 夏は日陰がないので、帽子や水分補給など暑さ対策を忘れずに。
- 外灘周辺のレストランやバーはそれなりの値段がするのでよく価格などを調べてから入るようにしてくださいね。
上海 外灘の夜景はこちらへ
日中は日中で良いのですが、外灘の夜景は特に有名なので、夜にも行ってほしい場所です。
対岸の陸家嘴の高層ビルがカラフルにライトアップされていて圧巻です!
黄浦江のナイトクルーズも良いと思います。