上海リニアモーターカー / 上海磁浮列车 / Shanghai Magrev Train
上海リニアモーターカーは上海浦東国際空港と浦東新区の龍陽路の間を走っています。
リニアは中国語では磁浮列车と言われています。
約30kmの距離をなんと時速300km/hの場合は8分10秒で走ってしまいます。
常設しているリニアでこれほどの超高速運転をしているリニアは他にないようです。
上海のリニアは2002年に開通をして、2004年から商業運航をしていて、今も普通に走っているという意味ではすごいと言えばすごいですね。
上海のリニアの運転時間は朝は6:45から夜は21:40までの運行です。
早朝や夜遅めの時間はリニアは走っていません。
特に夜は比較的早く終わるので、リニアに乗れない場合はタクシーか地下鉄かバスになります。
上海浦東空港は夜遅くも便が到着しますが、早朝や深夜は交通手段が限られてくるので、タクシーに長蛇の列ができたり、始発の地下鉄が満員だったりします。
地下鉄2号線も便によれば、途中の广兰路腋で乗換がある場合もあったり、空港に近い郊外の駅は一駅の間隔が長く、思うより時間がかかります。
上海リニアのチケット売り場(上海空港駅=磁浮机场站)
上海浦東空港のリニアの駅です。
中国語での名前は「磁浮机场站」と言います。
この改札のすぐ右側にチケット売り場があります。
こちらが上海リニアの磁浮机场站のチケット売り場です。
3つ窓口があります。基本的にはどの窓口でも同じです。
上海リニアのチケット売り場(龍陽路駅=龙阳路站)
こちらの写真はリニアの龍陽路駅の窓口です。
上海リニアのチケットの値段(価格)と割引
上海のリニアのチケットの値段は片道50元(有効期間:当日)、往復80元(有効期間:7日間)ですが、航空券を持っている人は片道も40元に割り引いてくれます。
上海浦東空港駅では上海までの飛行機の半券など、龍陽路駅ではこれから乗る飛行機のEチケットの控えなどを見せれば割引OKです。
リニアの窓口では英語も通じます。
上海の交通カードを持っている人はチケットを買わなくてもよく、上海の交通カードでリニアに乗ることができます。
その場合も40元です。
上海リニアも改札前に荷物検査があります
上海リニアは改札の前に荷物検査があります。
中国では地下鉄、リニア、高鉄(日本で言う新幹線)なども荷物検査があります。
空港と同じようにスーツケースや手荷物などをX線みたいな機械に通す必要があります。
上海リニアの駅のホーム(龍陽路駅)
上海リニアの龍陽路駅はホームまで上がれるので、ホームでリニアが来るのを待ちます。
上海浦東空港の駅(磁浮机场站)はホールで待ちます
上海浦東空港駅はリニアの列車が到着して、乗客が下りるまでは、ホームに下してくれずに、改札を通ったホールで待たされます。
ホーム行きのエスカレーターが解放されれば、リニアのホームに降りられます。
上海リニアモーターカーの座席
リニアの普通席は座席の指定はありません。
座席は背もたれが高く、割とゆったりしています。
リニアの列車の入ったところに大きなスーツケースなどを置くためのスペースもあります。
座席で肝心なのが向きです。
ホームにリニアが入ってきた方向をよく覚えておいて、それと反対に進むので、後ろ向きに進むのがいやな人はそれを意識して座りましょう。
リニアの龍陽路駅は列車が入ってくるのが見えますし、反対側に行けないのも見えるので、どちらが前がわかります。
リニアの上海浦東空港駅はホームに入ってくるのが見れないのと、どちらが前かわかりにくいです。
係員がホームにいる場合は聞けば、教えてくれます。
リニアに乗る時間にもよるとは思いますが、リニアではあまり満員に遭遇したことがなく、いつも比較的すいています。
外国人も比較的よく利用しています。
リニアに乗りたい人が乗っているイメージがあります。
上海リニアの最高時速は431km/h
リニアは新幹線より確かに早い。
上海のリニアの最高時速はなんと431km。
ちなみにこちらは300㎞のときの表示です。(301となっていますが)
リニアの横に高速道路を走るタクシーが見えるのですが、おそらく100㎞前後で高速をとばしているはずのタクシーがむなしいくらいすごく遅く見えます。
最高速の時間もわずかで終わり、遅くなってきたなあと思うともう到着です。
本当にあっと言う間に着いてしまいます。
リニア 龍陽路駅
リニアの龍陽路駅は地下鉄2号線、7号線、16号線、18号線に乗り換え可能です。
龍陽路でタクシーに乗り換える場合はタクシー乗り場から乗ることをおすすめします。
よく声をかけてくるタクシー運転手がいますが、たまにぼったくられるので注意してください。
私は声をかけてくるタクシーには絶対に乗りません。