洛陽 龍門石窟(中編)では万佛洞・蓮花洞・奉先寺などをご紹介します。
万佛洞
![洛陽龍門石窟の案内板その1](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Luoyang-longmen039-c-1067x800.jpg)
龍門石窟は非常に広範囲なので、今の位置がわかる案内板が何か所か建てられています。
赤い丸が現在の位置にあたります。
右側から歩いてきましたので、これから万佛洞を見学します。
![洛陽龍門石窟](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Luoyang-longmen041-c-600x800.jpg)
洞窟の横に彫られている像です。
力強さを感じますね。
![洛陽龍門石窟](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Luoyang-longmen042-c-1067x800.jpg)
この万佛洞の名前の由来ですが、石窟の中に15,000もの小さな仏像が彫られていることから「万佛洞」という名前になったようです。
確かにすごく小さな仏像が壁面全体に彫られています!
その大きさは約4㎝ということです。
![洛陽龍門石窟の万佛洞の仏像](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Luoyang-longmen044-c-1067x800.jpg)
万佛洞の仏像中の写真です。
万佛洞は龍門石窟の中でも最も完成された石窟の1つと言われています。
![洛陽龍門石窟の万佛洞の仏像](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Luoyang-longmen043-c-600x800.jpg)
万佛洞の仏像のアップ写真です。
![洛陽龍門石窟の万佛洞の天井の蓮の花](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Luoyang-longmen045-c-1067x800.jpg)
天井に蓮の花が彫られています。
蓮の花のまわりには「大唐永隆元年十一月三十日成,大监姚神表,内道场运禅师,一万五千尊像一龛」と彫られています。
大唐永隆元年は西暦680年にあたります。
![洛陽龍門石窟](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Luoyang-longmen046-c-1067x800.jpg)
次の蓮花洞窟までの石窟の写真です。
![洛陽龍門石窟](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Luoyang-longmen047-c-600x800.jpg)
龍門石窟全体ではスケールの大きな石窟が非常にたくさんあります。
![洛陽龍門石窟の上部の石窟](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Luoyang-longmen048-c-533x400.jpg)
上部の石窟見学のための階段です。
順路よく配置されていますので見学は迷うことはないと思います。
![洛陽龍門石窟](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Luoyang-longmen049-c-1067x800.jpg)
これもまたすごく大きな石窟です。
このあたりからだんだんスケールが大きくなってきます。
![洛陽龍門石窟](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Luoyang-longmen050-c-1067x800.jpg)
石窟の上部の様子です。
![洛陽龍門石窟](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Luoyang-longmen051-c-1067x800.jpg)
石碑がありましたので写真を撮りました。
蓮花洞
![洛陽龍門石窟の蓮花洞](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Luoyang-longmen052-c-533x400.jpg)
次は蓮花洞です。
![洛陽龍門石窟の蓮花洞の入り口](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Luoyang-longmen053-c-1067x800.jpg)
洞窟の入り口近くに「伊阙」と書かれていました。
このあたりは春秋戦国時代ぐらいからは「伊阙」という地名で呼ばれていたようです。
![洛陽龍門石窟の蓮花洞](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Luoyang-longmen054-c-600x800.jpg)
蓮花洞の内部です。
天井に大きな蓮の花があることから「蓮花洞」と呼ばれています。
![洛陽龍門石窟の蓮花洞の天井の蓮の花](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Luoyang-longmen055-c-1067x800.jpg)
蓮の花は仏教を象徴することからこの石窟でも使われています。
他の石窟にくらべて、この蓮の花はすごく大きく立体的で印象的でした。
![洛陽龍門石窟の蓮花洞の壁](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Luoyang-longmen056-c-1067x800.jpg)
右側の壁の部分です。
![洛陽龍門石窟の蓮花洞の左の壁](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Luoyang-longmen057-c-1067x800.jpg)
左側の壁です。
![洛陽龍門石窟の上部の小さな石窟その1](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Luoyang-longmen059-c-1067x800.jpg)
蓮花洞を出てから先に進むと小さな石窟がたくさんあります。
![洛陽龍門石窟の小さな石窟その2](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Luoyang-longmen060-c-1067x800.jpg)
岩盤はすごく硬そうに見えます。
![洛陽龍門石窟の小さな石窟その3](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Luoyang-longmen061-c-1067x800.jpg)
かなり上の方まで続いています。
(このあたりは階段がないので中は見れませんでした)
奉先寺
![洛陽龍門石窟の案内板その2](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Luoyang-longmen064-c-1067x800.jpg)
蓮花洞の見学を終え、次は奉先寺です。
奉先寺はこの龍門石窟の中でも最大規模なのです。
わくわくドキドキですね。
![洛陽龍門石窟の東山石窟側の景色](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Luoyang-longmen066-c-1067x800.jpg)
その前に東山石窟側の景色を見てみたら、すごくきれいだったので写真に撮りました。
奉先寺は少し上にあがったところにあるので眺めも良かったです。
![洛陽龍門石窟の奉先寺全景](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Luoyang-longmen067-c-1067x800.jpg)
これが奉先寺、すごすぎる。。。
とあまりのスケールの大きさにただただ驚きました。
さすが中国四大石窟の1つです。
![洛陽龍門石窟の奉先寺右側](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Luoyang-longmen068-c-1066x800.jpg)
大きすぎて全体が入りにくいので、まず右側のショットです。
![洛陽龍門石窟の奉先寺の左側](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Luoyang-longmen069-c-1066x800.jpg)
こちらは左側のショットです。
![洛陽龍門石窟](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Luoyang-longmen070-c-1067x800.jpg)
これが中央の仏像です。
大きさ的には完全に大仏サイズです。
これを石を彫って作ったのだから、これがまたすごいと思います。
![洛陽龍門石窟の奉先寺の大仏その2](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Luoyang-longmen071-c-600x800.jpg)
仏像の高さは17.14m、頭の部分は4m、耳の長さは1.9mあるそうです。
唐の時代に製作されたもので、壮大なスケールと絶妙な彫刻で、中国の石彫刻芸術のモデルとして大きな影響を与え、唐王朝の時代の象徴にもなっているようです。
![洛陽龍門石窟の奉先寺の右側アップ](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Luoyang-longmen072-c-1066x800.jpg)
これは中央の仏像の右側の像のアップです。
右側に四像あるのですが、その四像の中の右から二像です。
中央の仏像だけなく、この両側の像もかなりの大きさで迫力があります。
![洛陽龍門石窟の奉先寺の右側の守衛](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Luoyang-longmen073-c-600x800.jpg)
表情や体形もかなりリアル感があります。
こちらの像はすごく強そうなイメージがします。
![洛陽龍門石窟奉先寺の右側の像その2](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Luoyang-longmen074-c-600x800.jpg)
服の模様や調度品なども細かく表現されています。
![洛陽龍門石窟の奉先寺の左側の像](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Luoyang-longmen075-c-600x800.jpg)
右側の四像の右から三番目と四番目の二像です。
大仏が大きすぎるので感じにくいですが、この像もかなりの大きさです。
![洛陽龍門石窟の奉先寺の左側の像その2](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Luoyang-longmen076-c-600x800.jpg)
こちらは中央の仏像の左側にある二像です。
その他の石窟
![洛陽龍門石窟](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Luoyang-longmen077-c-533x400.jpg)
龍門石窟の中では最古の石窟と言われている古陽洞などもこのあたりにあります。
![洛陽龍門石窟](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Luoyang-longmen079-c-1067x800.jpg)
西山石窟をずっと見てきましたが、スケールの大きさには本当に驚かされました。
![洛陽龍門石窟の西山石窟から橋をわたる](https://shushu172.com/wp-content/uploads/Luoyang-longmen081-c-1067x800.jpg)
西山石窟側から東山石窟側へ渡る橋がありました。
後編では橋を渡って東山石窟側をご紹介します。
続きの「洛陽 龍門石窟(後編)」はこちらへ
「洛陽 龍門石窟(前編)」を戻って見られる方はこちらへ
洛陽 龍門石窟の観光情報
- 住所:河南省洛阳市洛龙区龙门镇
- 景点級別:AAAAA
- 入場料:90元
- 営業時間:旺季:4月1日~10月7日 7:30-22:00、10月8日~10月31日 7:30~18:00
- 営業時間:淡季:2月1日~3月31日 8:00~18:00、11月1日~1月31日 8:00~17:30
- 観光時間目安:1日
洛陽 龍門石窟の交通アクセス・行き方・地図
- バス(龙门石窟)・・・53路、53路/k53路、60路、71路、81路、99路、167路、v9路
洛陽 龍門石窟のワンポイントアドバイス
![](https://shushu172.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/b-man.png)
- とても多くの見どころが点在していますので、1日かけてじっくり観光した方が良いと思います。
- かなり歩きますので運動靴などで行かれた方がよいと思います。
- 市内からはバス一本で行けます。交通状況にもよりますが、市内中心部から1時間15分ほどかかります。