麗江に旅行に行ったときに現地のガイドさんが茶馬古道を馬で実際に移動する乗馬ツアーがあっておもしろいと教えてくれたので、参加をしてみました。
茶馬古道とは
茶馬古道はプーアル茶で有名な雲南省のお茶をチベットとの交易をするために作られたと言われています。
茶馬古道のルート
茶馬古道はプーアル茶の産地である普洱を中心に各方面に伸びています。
麗江を通り、香菇里拉を経てチベットに向かうルート以外にも、ネパール・インド方面やミャンマー方面やタイ方面にもルートがあります。
また昆明を経由して北京方面へ交易するルートも存在しています。
茶馬古道の昔の写真
茶馬古道の昔の写真ですが、雲南地方は大自然に囲まれた大陸の奥地なので、山あり、川ありとお茶を運ぶのにも非常に厳しい自然環境があります。
それを多くの人と馬を使って、昔の人はお茶を運んだというわけです。
途中で大きな河や峡谷があった場合は荷物や馬をロープでつるして渡したりしているケースもあるとのことでした。
麗江 茶馬古道乗馬ツアー
乗馬ツアーの馬
乗馬ツアーのお馬さんたちがたくさんいます。
私は馬の種類には詳しくないですが、サラブレッドほどの大きさはありませんが、小さくもありません。
足腰が強うそうな感じのお馬さんたちでした。
お馬さんたちは、やさしそうな顔つきでした。
毛の色はうすい色も濃い色もあります。
えさをもらって食べている様子です。
実際に乗馬しました
実際に乗馬したところです。
馬に乗るとけっこう高さを感じますよね。
グループごとに先頭を乗馬ツアーのガイドさんが走り、その後をついていきます。
馬を操縦するわけではなく、落馬しないように鞍に設置された金具を持っていれば、お馬さんたちは前についていってくれます。
茶馬古道を本当に体験でき、かつ乗馬も体験できるので大満足でした。
写真の左の方に拉市海があり、山を下りると平地での乗馬や湿地での乗船もできます。
今回の乗馬ツアーですが、1日のコースにしたので、あちこち移動しますが、移動先の休憩以外はずっと乗馬で移動しています。
平地を10分くらい乗馬しますみたいな簡単なものではなく、長時間かつ山道を乗馬で昇り降りするので、けっこうスリルがあります。
乗馬中の茶馬古道の風景
この日は天気もよく、ピクニック気分で麗江の大自然を味わえました。
馬の上から見る景色もなかなか良いですね。
馬に乗っていると自分で歩かずとも移動できるので、長く乗っているとちょっとお尻が痛いですが、かなり楽ですね。
周囲の山々は崖というか、岩の壁みたいになっている山も多いですね。
麗江 茶馬古道で大自然を感じる
山を登ったところで、馬を休ませるためだと思いますが、休憩時間がありました。
遠くの山のアップ写真です。
麗江がそもそも高度2,400mくらいありますので、さらに少し登っているので、日本での日常生活から考えるとかなりの高度ですね。
水もさすがにきれいですね。
拉市海で乗船
山を下りると拉市海付近での平地の乗馬体験や乗船が体験できます。
季節によるのだと思いますが、夏は水の量が少なくなっているみたいでした。
こんな感じの船に乗船をしました。
船の上から眺める周囲の山々の景色もなかなか良いですね。
麗江は内陸の都市のため、海はありませんが、非常に大きな湖ということで拉市海と呼ばれています。
2018年以降は拉市海は自然保護区に指定されています。
鳥なども普通に多く見られます。
麗江の大自然を満喫できた一日でした。
2018年に自然保護区に指定された以降は制限されているようです。
麗江 茶馬古道乗馬ツアーの観光情報
麗江 茶馬古道の乗馬ツアーへの交通アクセス・行き方・地図
正直、現地でツアーに申し込むのが無難です。
麗江 茶馬古道乗馬ツアーの周辺地図
麗江 茶馬古道乗馬ツアーのワンポイントアドバイス
- コースバリエーションがたくさんあり、価格の幅も広いです。
- 茶馬古道を通るコースは山なので、上りもあり、下りもあり、けっこうスリルがあります。
- 外国人向けのツアーではないので、食事付ですが、人によっては厳しいと思います。
麗江のおすすめ観光地
麗江と言えば、世界遺産の麗江古城が有名です。
獅子山から見下ろす麗江の街の風景もおすすめです。
麗江からは有名な秘境「虎跳峡」に行くことができます。