ソウル仁川国際空港はハブ空港なのでアジアやヨーロッパに行くときに仁川空港での乗り換え(トランジット)をする機会もあると思います。
日中の時間に仁川空港に到着する場合は、免税店での買い物や無料のトランジットツアーなど乗り換え時間を楽しむための選択肢はたくさんあると思います。
しかしながら東京や大阪からも22時や23時に仁川空港に到着する便があります。
その場合は韓国に入国してホテルで泊まるのも良いですが、仁川空港泊も選択肢の1つです。
仁川空港は24時間空港なので第一ターミナルの4階にシャワーや睡眠(仮眠)など空港泊できる設備や場所があります。
仁川空港のターミナル1に到着して乗り継ぎするまで
夜の22時過ぎに仁川空港に着きました。
私は関空からアシアナ航空に乗ったので仁川空港ではターミナル1に到着しました。
これは飛行機から下りたところです。
まずは飛行機を降りてトランジット(乗り継ぎ)を目指します。
案内板に従って移動します。
乗り継ぎ(Transfer)は右となっていますので、右に進みました。
(降りるゲートによって方向は異なりますので、緑のTransferの方向に移動してください)
この日、私が仁川空港に到着したのは夜の22:06でした。
緑のTransferの方向に引き続き歩きます。
入国審査は左折、乗り継ぎ(Transfer)はまっすぐとなっていますので、まっすぐ行きます。
途中で検疫がある場合もありますが、体調に問題がなければ通過するだけなので、特に心配は要りません。(降りたゲートによっては検疫を通過しない場合もあります)
韓国に入国したうえで空港や周辺のホテルなどに泊まる人は入国審査を通って入国が必要ですが、乗り換えのためで出国した状態で空港の中で空港泊をする人は入国する必要はありません。
乗り継ぎの看板を発見!
ここが乗り継ぎ(Transfer)の入り口です。
参考までにFREE TRANSIT TOURと書かれているのは、乗り継ぎの人のために用意している無料の観光ツアーのことです。(一部のコースでは寺院などの入場料は必要です)乗り継ぎ口とは違いますので間違えないようにしてください。夜中はやっていませんが、日中であれば、Transit Tour Info Deskに行って、申し込みをすれば先着順ですが、参加できます。参加できるのは仁川空港の滞在時間が24時間未満の旅行客だけを対象にしています。1時間、2時間、4時間、5時間や行先の内容から複数のコースがあります。英語ガイドやバスも無料のようです。
乗り継ぎ口らしく、出発便の案内板があります。
さすがにこの時点では明日の朝の便までは出ていませんでしたが。
案内に沿って進みます。
最後はこういう感じの通路に入っていきます。
この奥は出国時と同じような手荷物検査場となっています。
日本で出国してから飲み物や化粧品などを液体を免税店で買っている場合は、乗り換えの場合は手荷物検査を乗り換え地で再度通らないといけないので、100mlを超える液体はダメなので、注意してください。
(液体物を免税店で買うときに「乗り換えはありませんか?」とよく聞かれますが)
手荷物検査を終えるとエスカレーターで1つ階をあがれば出発フロア出て、乗り換え完了です。
仁川空港は乗り換えもすごく楽ですね。
仁川空港第1ターミナルの3F出発フロアのフロアマップ
仁川空港のターミナル1の3F出発フロアのフロアマップです。
仁川空港はターミナル1と新しくできたターミナル2とコンコースと大きく3つに分かれています。
私は今回はアシアナ航空だったのでターミナル1でした。
このフロアマップで言うと25番ゲート付近に乗り継ぎ用の手荷物検査場があり、それを登ったところに出てきたわけです。(You are hereとなっている場所)
ソウル仁川国際空港 第1ターミナル利用
アシアナ航空、イースタージェット、チェジュ航空、ジンエア、ティーウェイ航空、エアソウル、その他の航空会社
ソウル仁川国際空港 第2ターミナル利用
大韓航空(大韓航空とのシェア便含む)、デルタ航空、エールフランス、KLMオランダ航空
第1ターミナル4FのTransfer Lounge
乗り換え口から上がったところからも「Transfer Lounge」と書かれた文字が見えました。
近づいて全体を撮った写真です。
出発フロアは3Fで、Transfer Loungeは4Fなので、1階上がらないといけません。
大きな掲示板や案内板があるので4Fへの上り口もすぐにわかると思います。
エスカレーターやエレベータがありますので荷物を持っていても安心です。
仁川空港 第1ターミナル4F Transfer Loungeのフロアマップ
こちらが仁川空港第1ターミナル4FのTransfer Loungeのフロアマップです。
フロアマップの右側(東ウイング)と左側(西ウイング)の2ケ所にTransfer Loungeは設置されています。
右側の施設を紹介します。
右側の部分の拡大したフロアマップです。
乗り換えデスク、休憩コーナー、インターネット、食事、キッズゾーン、韓国文化展示、シャワールーム、マッサージ、ホテル、ラウンジなどが集約されています。
24時間使える施設・サービスと24時間ではない施設・サービスがあるので注意してください。
深夜の仁川空港 第1ターミナル4F Transfer Lounge
深夜に第1ターミナル4F Transfer Loungeに来ました。
深夜ということもあって、全体的に暗く、青いBOXとかがあちこちに置かれていました。
この写真の右奥に乗り継ぎカウンター(もちろん営業外)が見えますが、その奥にいろんな設備がありますのでこのまま奥に進みます。
いすが置かれているのですが、ベッド代わりに使われている人がたくさんいました。
最初に行ったときは深夜だからこうかなと思いましたが、日中でも寝ている人がいました。
こちらは別の日のお昼正午頃の写真です。
地球規模で考えれば、韓国時間=日本時間でお昼なだけで、寝ている人は時差のある遠くから来ていて、眠い人も確かにいるだろうと思い、一人納得していました。
第1ターミナル4F Transfer LoungeのSKY HUB LOUNGE
さて話は深夜に戻しますが、
深夜にもかかわらず長蛇の列がありました。
みなさん何にならんでいたかというと
SKY HUB LOUNGEというラウンジに並んでいたようです。
このラウンジはPriority Passがあれば入れます。
この東ウイング側のSKY HUB LOUNGEは午前7時~午後9時30分、午後10時~午前6時にオープンしており、食事やドリンクなどもとれるので、並んでいるのだと思います。
このSKY HUB LOUNGEを通り過ぎ、奥に入っていきます。
改めてフロアマップがありました。
今いるのが赤丸の位置ですね。
ここから奥に進みます(このマップでは右に進みます)
第1ターミナル4F Transfer Loungeのマッサージ
最初にマッサージ店があります。
深夜は閉まっています。
第1ターミナル4F Transfer Loungeのシャワールーム
その次にシャワールームがあります。
こちらが利用案内です。
日本語表記があるのがうれしいですね。
乗り換えの場合は無料となっています。
第1ターミナル4F Transfer LoungeのRest Area
まずデスクがあるコーナーがありました。
パソコンなどで仕事もできそうなスペースです。
テーブルの1席1席に電気のコンセントがあるのがすごいですね。
ただ電気コンセントはこのタイプなので、変換プラグが必要です。
それ以外にも食事などに適しているテーブルといすの席やリクライニングシートの席もありました。
夜遅くに行くとリクライニングシートの席はすべて埋まっていましたが。
アジアのハブ空港ということで仁川空港の無料WIFIは面倒くさいことなく、すぐにつながり、おまけにけっこう高速なので、空港滞在中は快適にネットが利用できました。
第1ターミナル4F Transfer LoungeのNAP ZONE
NAP ZONE この場所を求めてやってきました。
このNAP ZONEにはこのような横になって寝られるベッド状のものが並んでいます。
横になって寝られる場所もあって、シャワーも無料というのがすごいですね。
競争率も高いため、遅い時間に行くと空きがないということもよくあります。
あと、いびきや目覚ましの音は聞こえるので、気になる人は耳栓を用意した方が良いです。
寝ているときの盗難防止の意味でセキュリティーポーチを使って貴重品を身につけておいた方がよいかもしれません。
第1ターミナル4F Transfer LoungeのRest Areaの続き
NAP ZONEの奥にはREST AREAの続きがあります。
床材でできたような二段の長いす状のフロアがあります。
夜はこの二段の長いすが二段ベッド状態になります。
NAP ZONEや柔らかいシートにあふれた人たちが集まってきます。
私も一度ここで朝まで寝たことがあります。
夏なのでまだ良かったですが、底冷えするので風邪をひきそうでした。
この場所で寝たときに必要だと思ったのがまくらでした。
充電コーナーがいくつかあります。
夜になると携帯の充電を求めて人が集まってきます。
ここでもコンセントがいろんな形なので、変換プラグがあった方が便利です。
REST AREAをさらに奥に進むとこういうコーナーが数個あります。
夜はどのコーナーもベッド化しています。
第1ターミナル4F Transfer Loungeのトランジット・ホテル
第1ターミナル4F Transfer Loungeの一番奥にトランジットホテルがあります。
ちょっとお金を出してもやっぱりぐっすりと休みたいという場合もありますよね。
あらかじめ予約もできます。
予約しておけば、競争率が激しくて良い寝る場所が探せないなんてことにはならずに安心ですね。
このトランジットホテルの詳細の確認や予約はExpediaなどでできます
ホテルの詳細を知りたい方や予約したい方はExpediaなどで見れますので、Expediaへのリンクを張っておきます。
ターミナル1とターミナル2の両方にトランジットホテルはありますので、自分のターミナルをよく確認して見てください。
空港泊で必要なもの・あると便利なもの(まとめ)
必要なもの・あると便利なもの | 説明 |
セキュリティーポーチ | 寝ているときの貴重品の盗難防止用に |
ネックピロー | ソファーなど平らな場所で寝るときに適当なまくらがないので、ネックピローがあれば快適です |
ストールなど | 夏のエアコンの効きすぎた場所や冬で少し寒いときなど、はおれるものがあれば便利です。大き目のタオルや衣服でも代用可能です |
アイマスク | 眠るときに周囲の光が気になる方に |
耳栓 | 周囲のいびきなどが気になる方に |
モバイルバッテリー | 無料の充電場所は人気で競争率が高いので、モバイルバッテリーがあればより安心です |
電気コンセント変換プラグ | コンセント形状が合わないのでないと充電できないことも |
複数充電用ACアダプター | 1つのコンセントで複数の充電ができて便利です |
スターアライアンス関係でラウンジに入れるステータスを持っている方は、早朝5:00になればアシアナ航空のラウンジが開いています。(ただし深夜は閉まっています)
簡単な食事、シャワー、充電などもできます。