大連の海鮮餃子
中国の東北地方と言えば、餃子が有名です。
大連も東北地方なので、餃子がたくさんあります。
大連は海湾都市なので、海鮮料理が有名ですが、餃子も海鮮の具があることでも有名です。
餃子専門店に行くと、餃子はいろんな種類があります。
餃子だけでなく東北料理や海鮮料理も楽しめます。
大連に行ったときは餃子もぜひ食べてみてください!
料理の注文(海鮮料理など)の方法

海鮮料理などを出すレストランでは、お店に入ると、水槽があって、現物を見ながら、海鮮の注文(どの素材をどのくらいの量でどんな方法で調理するなどを指定)をします。

海鮮物以外は看板やサンプルを見て、注文のスタイルが多いです。
最後に主食を注文するときに、主食として餃子を注文します。
東北料理は一皿が多いので、あまり頼みすぎると餃子がお腹に入らなくなりますので、注意してくださいね。
中華料理はなるべく多くの人数で行くのがいろんな種類の料理が食べられるのでおすすめですね。
餃子のメニュー例

こちらが餃子メニューの例です。中国では餃子は主食にあたります。
通常、凉菜(冷たい料理、比較的すぐに出る料理)をまず食べ、热菜(あたたかい料理)やスープを食べ、最後に主食を食べます。
主食としてはご飯もの、麺類、餃子、その他小麦製品など、たくさんあります。
餃子も主食なのです。
ですから日本でよくある炒飯、ラーメン、餃子という組み合わせは中国人からすると3つすべてが主食という奇妙な組み合わせになります。
餃子は基本はゆでたものです。
左上は肉類のゆでた餃子、右上は大連名物の海鮮のゆでた餃子、左下は蒸した餃子、右下は焼いた餃子です。
肉の餃子は豚肉を中心に、豚肉とピーマン、豚肉とセロリ、豚肉と白菜、豚肉と酸菜やその他牛肉や羊肉などの餃子もあります。
海鮮の餃子ですが、エビ、サワラ、キグチ、アワビ、その他貝類、ウニなどいろいろあります。
餃子の調味料

餃子の調味料は醤油と酢とラー油が基本です。
たまに醤油はなく、酢とラー油だけのお店もあります。
中国では酢は基本的に黒酢が多いです。

色がよく似ているのでどちらが醤油でどちらが酢かわかりませんが、右側が酢で、左が醤油でした。

ラー油とニンニク(の細かく刻んだもの)です。

日本のラー油はあまり辛くありませんが、中国のラー油は日本のものより辛いように思います。

こちらはにんにくです。
餃子の中にはにんにくが入っていないと思います。
私はにんにくが好きなので、タレにがっつり入れます。
中国(大連)の餃子(肉類・海鮮など)

こちらは豚肉と白菜の餃子です。
ベーシックな組み合わせで日本人にもおなじみの具材です。
ゆでているので、あっさりしていて、どんどん食べられてしまいます。
このお店では、写真の通り、餃子が1人前で15個程度入っています。
これだけ入って18元なので納得の価格です。

餃子をおはしで中を割ってみるとこんな感じです。
豚肉から出るジューシーさを餃子の中に完全に閉じ込めており、うまみが詰まっています。

餃子の大きさですが、レンゲに乗せてみました。
これで感覚が少しつかんでもらえるでしょうか。
割と大きく、一口サイズというわけではありません。

こちらは海鮮の餃子で黄花魚(キグチ)餃子です。
黄花魚(キグチ)は朝鮮半島の西側でよくとれる魚で、韓国だけでなく、ここ大連でもすごくメジャーな魚です。

この海鮮餃子もおはしで割ってみました。
白身の魚の身がぎっしり詰まっていて、酢醤油のたれにつけて食べるとこれがまた美味なのです。
ぜひ大連に行ったら、海鮮の餃子を食べられることをおすすめします。
(海鮮の餃子はなかなか他の地域では食べられません)

こちらは焼いた餃子です。
焼いた餃子は日本人が慣れていることもあり、香ばしくて、おいしいです。

中はエビと卵とニラのあっさりしたものです。