中華系LCCの春秋航空はものすごく安いので以前から使っていましたが、ホームページを見ると一番安い片道運賃の価格が99円になっていることも珍しくありません。
そこで
実際に99円のチケットを買ってみて、中国に行けるのか⁉
を検証してみました。
春秋航空で99円のチケットまず買ってみました
当時、大阪からの就航路線は大連、天津、鄭州、洛陽、西安、上海、合肥、揚州、武漢、重慶、厦門、広州だったので、その中から鄭州を選びました。
早速春秋航空のホームページから往路の大阪~鄭州の99円のチケットを予約しました。
往路の予約確認書
・旅客サービス施設使用料(PSFC)が関空第2ターミナルの場合、1,250円
・旅客保安サービス料(PSSC)が関空第2ターミナルの場合、320円
・出国税(国際観光旅客税)が1,000円
となっています。
旅客サービス施設使用料(PSFC)は空港のロビー、フライト情報システムなどの旅客サービス施設の維持管理費用や手荷物カートやお客様案内などのサービス費用などの料金です。旅客保安サービス料(PSSC)は安全の確保のための手荷物検査、ハイジャック検査やターミナルビの保安費用などの料金です。
出国税(国際観光旅客税)は2019年1月7日から船舶や航空機を使い出国する旅客を対象に適用されている税金です。
合計で支払った金額は往路は5,329円でした。
復路の予約確認書
復路は日程の関係もあり、99円ではなく140円のチケットを選びました。
確かに運賃は140円になっています。
99円でなくとも140円でも信じられないくらいの安さですね。
春秋航空のこの時期の中国発の燃油サーチャージは4,800円でした。
中国の空港施設料などを含めて、合計で支払った額は復路は6,940円でした。
私が購入した99円のチケットの付帯サービス
ラッキースプリング(P2クラス)と呼ばれるチケットでした。
機内手荷物は1個で重さが7kg以下、サイズは20×30×40cm以内
無料の受託手荷物はなし
つまりスーツケースを預けたりできないので、バックパックなど7㎏までの機内手荷物1つならOKということです。
別にお金を少し出して、5kgまで、10㎏まで、20㎏までという風に追加で受託手荷物を買うこともできますが、私は99円にこだわっていたので、機内手荷物1つにしました。
春秋航空のチェックインカウンターに手荷物の説明がありましたので写真を紹介します。
手荷物の個数と重さはチェックイン時に係員が確認をしていました。
関西国際空港 第2ターミナルの春秋航空のカウンター
第2ターミナルの国際線出発のカウンターの左端に春秋航空のカウンターがあります。
春秋航空の国際線チェックイン受付開始はフライトの2時間前です。
私のフライトは11:10だったので、2時間前の9:10から受付がちょうど始まりました。
私が着いた頃はすでに長い行列ができていました。
乗客のほとんどは中国の方でした。
すごく待つかなと思われましたが、受付カウンターのスタッフが手際よくチェックインを進めていて、なんと20分後にはチェックインが完了できました。
座席指定もお金が必要なため、座席指定しませんでしたが、うまく通路側の前方の座席でした。
春秋航空の搭乗の様子
関西国際空港(関空)第二ターミナル国際線の春秋航空の搭乗口で搭乗を待ちます。
LCCおなじみの飛行機まで歩いての搭乗です。
みんなで列をなして歩いていきます。
搭乗口で係員に航空券とパスポートを見せます。
80番のカウンターを通過すると、すぐに外への出口があり、そこから出ます。
春秋航空の飛行機まで歩いて、タラップを登って搭乗です。
春秋航空の飛行機の機体および機内の様子
機体はLCCによくあるタイプの左3列、右3列の座席配置です。
リクライニングの機能はありません。
また前の座席との間隔はあまり広くありません。
実際に座ってみると、こんな感じです。
確かに他の飛行機に比べて少し狭いかなという感じです。
座席の前方にはテーブルがあります。
収納は割とよく入るタイプのものです。
春秋航空はLCCなので、飲み物も食べ物もすべて有料ですが、中国価格なので、飛行機なので中国市中よりちょっと高めですが、日本から見れば安いのでうれしいですね。
春秋航空 番外編
飛行中の時間を使って、機内体操があります。
放送に合わせて客室乗務員が前で動作の見本をしてくれます。
なかなかユニークかつ有益だなと感じました。